言葉がまだ話せない、0歳や1歳の子どもと向き合うときに大切にしたいことがあります。

それは、子どものことを「よく観察する」ということです。

この子はいま、何をしているのだろう。

どんなことを感じているのだろう。

何を求めているのだろう。

そんなふうに、子どもの動きにそっと目を向けてみると、言葉がなくても、その子なりの想いやサインが見えてくることがあります。

もちろん、泣き声から気持ちを汲み取ることも大切です。けれど、それだけではなく、普段のしぐさや視線、手足の動きなど、日々のささやかな変化の中にも、その子の心は現れています。

子どもは、言葉で伝える代わりに、動きで伝えてくれています。

だからこそ、その動きをよく観察することが、その奥にある心に触れるための入り口になります。

何気ない一つひとつの動きの中に、その子の世界があります。

その小さなサインに気づいてあげることが、子どもとの関係をやさしく深めてくれるのだと思います。